山歩き(愛媛県・石鎚山)
石鎚山といえば言わずと知れた四国の最高峰。去年はじゅんじゅん(当時小学2年生)と一緒に剣山に行ったので、「今年は石鎚!」とも思ったのですが、鎖は子供では無理という人もいるので、ちょっと下見がてら行ってみました。
今回のわたしの目標は「鎖の全制覇+天狗岳制覇」です。実は小学生の時、親父に連れられて登ったことはあるのですが、鎖は親父も登らず、山頂に着いても天狗岳までは行かなかったので、個人的に興味があったのでした。
さて、高速道路を西条ICで降り、国道194号から石鎚登山口を目指します。
右側の階段を上がれば、ロープーウェイの駅があります。
きれいなロープーウェイでした。同乗客は10人程度。
山頂成就駅には、時計と温度計があります。気温は18度。
ここから歩いて30分弱で山頂成就社に着きます。どうも途中で誰とも会わないと思っていたら、スキー場のリフト経由でも行けるようなのですね。その方が早かったか。
さて、成就社から山門をくぐるとしばらくずっと下りが続きます。これは帰りのことを考えると気が重くなります。
やがて、「八丁」という場所に着きます。
まだ山頂までは2.5kmの道のり。
この後、最初の難所「試し鎖(前社ヶ森)」があります。迂回路との分岐点には、「体力に自信のない方は近道へ」と書かれた看板があります。
「試し鎖」を見上げるとこんな感じ。
角度は急ですが、岩はゴツゴツして足をかけやすいので割と楽に登れます。
そう、後は勇気なのです。特に若い人や、子供などは興味本位に登ってしまうようですが、途中で高低差に驚いて足が震え、動けなくなる人も見かけました。
「試し鎖」を登り切ると、小さな祠があります。ここからは目指す山頂も見えます。(実は「まだあんなに先か!」と愕然としたのですが・・。
)
この「試し鎖」のみ、今後は反対側の崖を同じく鎖を伝って降りなければなりません。最初降り口がわからず探し回りましたが、鎖を登り切ったすぐ左に降り口がありました。
降りきってしばらく歩くと、「夜明峠(よあかしとうげ)」という場所に着きます。ここからは山頂がよく見えます。
ここを超えると、次の関門「一の鎖」です。
ここも、足をかける場所には困らないので、高低差だけ気にしなければ問題なく登れるでしょう。
いよいよ、山頂の偉容が現れます。中央のピークが「弥山(やせん)」、左側のゴツゴツしたピークが、最高峰の天狗岳です。(見た感じ弥山の方が高く見えますが。)
しばらく気持ちのいい尾根道を歩き、やがて土小屋からの登山道と合流します。
右の階段を上がれば、すぐに「二の鎖」があります。
ここは、一部足をかける場所がなくて苦労しました。腕だけの力で登ったところもありました。ここが一番高低差のあるところ。下は見ない方がいいかも。
さて、最後にいよいよ「三の鎖」です。
ここはどう見ても直角です。わたしのすぐ後に来た白装束を来た修験者らしき人が、鎖を前に熱心に祈りを捧げた後、「ナンマイダー!」と連呼しながらあっという間に登っていってしまいました。![]()
わたしも後に続きます。ここの鎖は継ぎ目の輪に若干大きなところがあって、そこに足をかければ割とスムーズに登れることがわかりました。鎖は2本ありますので、左右の足を交互にかけながら登ると、テンポよく登ることができます。でもふと下を見ると・・・、
ぎょえ~~~![]()
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こえ~~~![]()
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相当余裕がない限りは、下は見ないことをおすすめします。
さて、これを登り切れば、ついに山頂です!
みなさん思い思いの場所で弁当を広げています。
そして、この写真の背後には・・・
天狗岳だ!
弁当もそこそこに、天狗岳に向かいます。ここものっけから鎖を使って降りる場所がありますが、慎重に歩いていきます。天狗岳への道中はこんな感じ。
岩ばかりのところを歩いていくこともできますが、結構危ないのでちゃんと下に巻き道も用意されてます。やがて、ついに山頂だ!
頂上は狭いので、あまりのんびりすることもできません。後から後から人が来るし。周りを見れば、360度の絶景が広がります。
遠く瓶ヶ森、その右横に伊予富士。瓶ヶ森のすぐ後ろには笹ヶ峰も見えていました。い~い景色だ!山頂方面に目をやると、登ってきた鎖のすござを体感できます。
中央のピークが弥山です。その右下に青い建物が見えますが、これが三の鎖横の小屋です。つまり、青い屋根の小屋から山頂まで、一気に鎖に登ったことになるのです。ひえ~~!
またこの写真の真下は真っ逆さまの崖です。最初あまり気にせず立ったままひょいと下を見下ろしたのですが、一瞬目がくらみ、フラフラと座り込んでしまいました。
恐るべき迫力です。
山頂で1時間ほどのんびりした後、下山。下山時も鎖は使用可能ですが、実際に鎖で降りる人はほとんどいないようです。(わたしもやめときました。)
タイムは、ロープーウェイ山頂成就駅から3時間15分。下りは山頂から駅まで約2時間でした。歩いた歩いた。疲れました。ヘトヘトです。
石鎚は期待通り、鎖登りの醍醐味が味わえます。決してなめてかかってはいけないのですが、登り切ったときの達成感は格別です。今度は土小屋コースにも挑戦してみようかな。![]()
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